今回はタイ入国管理局の新しいアプリ「THIM(ティム)」についてまとめました。
タイに入国するときは、事前にオンラインの入国カード「TDAC」を登録する必要がありますよね。
2026年からはこのTDACをスマホアプリで登録できる「THIM」が登場し、タイ旅行者の間で話題になっています。
「TDACはもう使えなくなるの?」「THIMって入れないといけないの?」と気になっている人も多いと思うので、違いや使い方を旅行者目線でわかりやすく整理してみました。
THIMとは?まずは結論から
1. THIMはタイ入国管理局の公式アプリ
THIMは「Thailand Immigration Management」の略で、タイ入国管理局が開発した外国人向けのアプリです。
パスポートを撮影するだけで氏名や旅券情報が自動で読み取られ、そのあと滞在先や渡航情報、入国目的などを入力すればTDACの登録が完了します。
2026年6月に試験公開がスタートし、8月からの正式運用が予定されていました。
将来的にはビザ延長や90日レポートといった入管の手続きもこのアプリでできるようにする計画です。
2. THIMを使ってもTDACは必要
ここが一番大事なポイントです。
THIMはTDACに代わる新しい制度ではなく、あくまで「TDACをアプリから登録できるようにしたもの」です。
タイ国政府観光庁も、現時点でTDACの登録は必須でTHIMの利用は任意だと案内しています。
これまでどおりTDACの公式サイトで登録してもまったく問題ありません。
つまり「TDACをサイトで登録する」か「THIMアプリで登録する」か、どちらか一方で登録を済ませればOKです。
両方で登録する必要はありません。
THIMとTDACの違い
1. プロフィールを保存できる
一番の違いはこれです。
TDACのサイトではタイに行くたびに氏名やパスポート情報をすべて入力し直す必要があります。
THIMは一度プロフィールを登録しておけば、次回からはフライト番号や帰国日など旅行ごとに変わる情報を更新するだけで済みます。
入力時間は1人あたり3分ほどに短縮されるそうです。
2. 最大10人までまとめて登録できる
家族旅行やグループ旅行の場合、THIMなら最大10人分をまとめて登録できます。
TDACのサイトで1人ずつ入力するより手間が少なくなりますね。
3. 入国審査でQRコードを見せなくてもいい
THIMで登録すると「Trip QR」というQRコードが発行されますが、入国審査で提示する必要はありません。
登録した情報は入国管理局のシステムと連携されていて、審査官がパスポートをスキャンすれば内容が表示される仕組みです。
とはいえ、万が一のためにQRコードはスクリーンショットで保存しておくと安心です。
THIMの登録手順

1. アプリをダウンロードする
App StoreまたはGoogle Playで「THIM – Thai Immigration Bureau」を検索してダウンロードします。
日本語にも対応しています。
※一部のAndroid端末ではOSのバージョンによってインストールできないケースもあるようです。
2. パスポートを登録してプロフィールを作る
アプリを開いたらパスポート情報を登録します。
パスポートを撮影すると情報が自動で読み取られるので、内容に間違いがないか確認しましょう。
3. 「到着カード」から旅程を入力する
ホーム画面下のメニューにある「到着カード」をタップし、「はじめる」から旅程を入力していきます。
入力する内容はTDACのサイトとほぼ同じです。
- 出発国
- タイ到着日と出国予定日
- 渡航目的と渡航手段
- フライト情報
- 滞在先の住所
ホテルの予約確認書と航空券(eチケット)を手元に用意しておくとスムーズです。
4. 健康申告をして提出する
最後に健康申告を入力して提出します。
提出が完了するとTrip QRが発行されるので、スクリーンショットを撮っておきましょう。
THIMを使うときの注意点

1. 登録できるのは入国の72時間前から
TDACはサイトでもアプリでも、タイ到着の3日前(72時間前)から登録できます。
早すぎると登録できないので、出発の2〜3日前にやるのがおすすめです。
2. 「完了」になったか必ず確認する
THIMはまだ新しいアプリなので、QRコードが届かないといった不具合の報告もあります。
提出後に完了画面になったかを必ず確認し、うまくいかない場合はアプリを入れ直すか、TDACの公式サイトで登録し直しましょう。
3. 非公式サイトや代行サイトに注意
「THIM」や「TDAC」で検索すると、公式そっくりの非公式サイトがたくさん出てきます。
中には登録代行と称して手数料を取るサイトもあるので要注意です。
アプリは必ずApp StoreやGoogle Playの公式アプリ、サイトはタイ入国管理局の公式サイトを使いましょう。TDACの登録自体は無料です。
公式情報・参考リンク
この記事は以下の公式情報をもとにしています。最新の情報は出発前に公式サイトで確認してください。
- Thailand Advances Digital Travel Experience with THM Immigration App(タイ政府広報局・英語)
- TDAC公式登録サイト(タイ入国管理局)
- TDACの登録方法(タイ国政府観光庁)
- タイ入国管理局(公式サイト・タイ語/英語)
まとめ:慣れている人はTDAC、よく行く人はTHIMが便利!
いかがでしたか?
THIMは
「タイに何度も行く」
「家族やグループでまとめて登録したい」
という人にとってはかなり便利なアプリです。
一方で、たまにしかタイに行かない人やTDACのサイトに慣れている人は、無理にTHIMへ切り替える必要はありません。
大事なのは、どちらかの方法で入国前にTDACの登録を済ませておくことです!
あわせて2026年9月15日からはビザなしで滞在できる期間が30日に短縮されているので、渡航前にチェックしておいてくださいね。
本記事の情報は2026年9月時点のものです。アプリの仕様や入国手続きは変更されることがあるため、渡航前にタイ入国管理局やタイ国政府観光庁の公式情報をご確認ください。


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