【2026年10月】タイに「出国税1,000バーツ」案!入国料450バーツと合わせて旅行者の負担は合計2,570バーツに?

タイの出国税1,000バーツ案

今回はタイで検討が始まった「出国税」についてまとめました。

タイ財務省が飛行機でタイを出国する人に1人1,000バーツの出国税をかける案を出しています。
タイ人だけでなく日本人を含む外国人旅行者も対象です。

すでに話題になっている入国料450バーツと合わせると旅行者の負担はかなり大きくなりそうです。
「いつから払うの?」「今予約している航空券はどうなるの?」といった気になるポイントを整理してみました。

出国税の案をまずは結論から

1. 飛行機で出国する人に1,000バーツ

タイ財務省の歳入局が「出国税法」の案をまとめ、意見募集を行っています。
内容は次のとおりです。

  • 金額:1人1回の出国につき1,000バーツ
  • 対象:飛行機でタイを出国する人(国籍は問わない)
  • 上限:法律では1回5,000バーツまで引き上げられる仕組み
  • 払い方:原則として航空券を買うときに航空券代と一緒に払う

国籍を問わないので日本人旅行者がタイから日本に帰るときも対象になります。

2. まだ「案」の段階で決定ではない

ここが一番大事なポイントです。
出国税はまだ決まったわけではありません。

意見募集は2026年9月30日〜10月29日に行われていて、そのあと法律として成立させる手続きが必要です。
さらに法律が官報に載ってから180日後に始まる仕組みなので、すぐに払うことにはなりません。

3. 始まる前に買った航空券は対象外

案では出国税が始まる日より前に買った航空券は始まった日以降に出国する場合でも払わなくていいとされています。
早めに航空券を買っておけば出国税がかからずに済む可能性があります。

免除される人

案では空港の使用料(旅客サービス料)とほぼ同じ人が免除される予定です。
日本人旅行者に関係しそうなのは次のとおりです。

  • 2歳以下の子ども
  • 乗り継ぎで乗り継ぎエリアから出ない人
  • 陸路や船でタイを出国する人(最初の段階では対象外)

陸路・海路が対象外なのでラオスやカンボジアなどへ陸路で出国する場合は今のところかからない予定です。

入国料と合わせると合計2,570バーツに

タイでは出国税とは別に、すでにいくつかの料金が決まったり検討されたりしています。
全部そろった場合外国人旅行者が飛行機でタイを訪れたときの負担は次のようになります。

料金金額状況
空港の旅客サービス料(国際線)1,120バーツ2026年6月20日に値上げ済み
入国料(観光料金)450バーツ2027年から導入予定の案
出国税1,000バーツ検討中の案
合計2,570バーツ

2,570バーツは日本円にすると1万円を超える金額です。
空港の旅客サービス料はすでに航空券代に含まれているので知らないうちに払っている人も多いと思います。

入国料450バーツについてはこちらの記事で詳しくまとめています。

なぜ出国税を導入するの?

1. 財務省の言い分

タイの財務大臣は出国税の目的について次のように説明しています。

  • タイ人に海外旅行より国内旅行を選んでもらう
  • 海外に流れるお金を減らし、国内の地域にお金を回す
  • 国の財源を増やし、災害などの緊急時に対応しやすくする

タイ人の海外旅行を抑えることが大きな狙いのようです。

2. 旅行業界は反対している

一方でタイ旅行業協会(ATTA)はこの案に反対しています。
料金が重なって旅行者の負担が増え、景気が弱い中で観光業にダメージを与えるという意見です。

「集めたお金がどう使われるのかわからない」という声もあり、今後どうなるかはまだわかりません。

今タイに行く人がやるべきこと

1. 今すぐ何かを払う必要はない

2026年10月の時点で出国税も入国料もまだ始まっていません。
今からタイに行く人が新しく払うものはないので安心してください。

2. 2027年以降の旅行は早めに航空券を買う

出国税が始まるとしても、法律ができてから180日後なので早くても2027年になる見込みです。
始まる前に買った航空券は対象外になる案なので2027年の旅行が決まっている人は早めに予約しておくといいかもしれません。

航空券をお得に買いたい人は航空券セールのまとめ記事もチェックしてみてください。

3. 最新情報をチェックする

金額や開始時期は意見募集の結果によって変わる可能性があります。
このブログでも新しい情報が出たら追記していきます。

まとめ:まだ「案」だけど旅行者の負担は増えそう

いかがでしたか?

今回の出国税の案のポイントは
「飛行機で出国する人に1人1,000バーツ」
「日本人などの外国人も対象」
「始まる前に買った航空券は対象外」
の3つです。

入国料や空港の使用料と合わせると負担は2,570バーツになり、タイ旅行の費用にも響いてきそうです。
とはいえまだ決まったわけではないので今後の動きを見守りたいですね。

本記事の情報は2026年10月10日時点のものです。出国税や入国料はまだ検討中の案で、金額や開始時期は変わる可能性があります。最新情報はタイ政府や航空会社の公式発表をご確認ください。

参考:Nation Thailand(出国税案の内容)/Nation Thailand(合計2,570バーツの内訳)/Nation Thailand(財務相とATTAの主張)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

タイが大好きな30代の会社員です。 タイ・バンコクには、幼少期から約10年間と2021年に約半年間過ごしていました。 タイの観光や生活に関する情報を、元在住経験者の目線や日タイハーフの立場から、ニッチな情報もお伝えすることで、少しばかりかタイの観光産業や経済に貢献したく考えております。 どうぞよろしくお願い致します。