2026年9月27日にタイ政府は臨時閣議を開きました。
そこでバンコクと周辺3県の計4都県で9月28日(月)と29日(火)を特別休日にすることが決まりました。
9月24日から続いた記録的な大雨でバンコク各地が冠水したことを受けた措置です。
ただし「全員が休み」というわけではありません。
この記事では対象地域や休みになるもの・ならないもの、旅行者や在住者が気をつけたいポイントをまとめます。
※2026年9月28日時点の情報です。状況は変わる可能性があるため最新情報もあわせて確認してください。
緊急休日の概要
まずは結論から。今回決まった特別休日の内容は次のとおりです。
| 日程 | 2026年9月28日(月)・29日(火)の2日間 |
| 対象地域 | バンコク都・ノンタブリー県・パトゥムターニー県・サムットプラーカーン県 |
| 決定 | 9月27日の臨時閣議(アヌティン首相) |
| 目的 | 人の移動を減らし洪水による交通の混乱を抑えるため |
| 主な対象 | 政府機関(公務員) |
アヌティン首相は「洪水の影響を和らげ人々の移動を円滑にするため」と説明しています。
なぜ休日に?バンコクの洪水の状況
今回の休日のきっかけはバンコクを襲った記録的な大雨です。
- 9月24日午後からの48時間で300mm近い雨が降った
- 9月1日〜25日の累積雨量は487mmで過去30年平均の約1.8倍
- バンコク都は全50区を災害地域に指定
- 都内20か所以上の道路が冠水し車が立ち往生する場面も
- ドンムアン空港周辺やペッチャブリー通りなど主要道路にも影響
現地報道では避難者は約4,200人で約5万2,000世帯に影響が出ているとされています。27日には雨が弱まり水が引き始めた地域もありますが引き続き雨の予報が出ています。
休みになるもの・ならないもの
今回の特別休日は政府機関向けの休日です。すべてのお店や会社が休みになるわけではない点に注意しましょう。
| 対象 | 扱い |
|---|---|
| 官公庁(公務員) | ◯ 休み(重要な業務は所属長の判断で継続) |
| バンコク都立学校 | ◯ 休校 |
| 民間企業 | △ 一律ではなく各社の判断 |
| 銀行 | △ 一律休業ではないため各行の発表を確認 |
| 病院など必須サービス | ✕ 通常どおり運営 |
| オンライン行政サービス | ✕ 可能な限り通常どおり提供 |
ショッピングモールやレストランなども基本的には各店舗の判断です。行きたい場所がある場合は公式SNSなどで営業状況を確認しておくと安心です。
交通への影響
- 高速道路:通行料金の無料措置が9月29日23時59分まで延長
- タイ国鉄:東部線・北部線で一部運休が続く見込み
- 道路:冠水が残る道があり渋滞や通行止めの可能性あり
空港へ向かう予定がある人は時間に余裕を持って移動しましょう。BTSやMRTなどの高架・地下鉄は道路の冠水の影響を受けにくいので移動手段として検討する価値があります。
旅行者・在住者が気をつけたいこと
出発前に運行情報を確認する
フライトや鉄道の予定がある人は航空会社やタイ国鉄の最新情報をこまめにチェックしましょう。
冠水した道は歩かない
水の中は見えないため開いたマンホールや段差に足を取られる危険があります。
漏電による感電や汚れた水による感染症のリスクもあるので無理に歩かないようにしてください。
スマホの緊急警報に注目する
タイ政府はCell Broadcastを使った緊急警報の配信も進めています。
スマホに警報が届いたら内容を確認し指示に従いましょう。
大使館の安全情報をチェックする
在タイ日本国大使館や外務省の海外安全ホームページでも最新情報が発信されます。
「たびレジ」に登録しておくとメールで情報を受け取れます。
その他の影響
ロイター通信によると今回の休日で2月の総選挙の投票用紙をめぐる裁判所の判断の日程に影響が出る可能性があります。ただし裁判所は日程変更について発表していません。
まとめ
- バンコクなど4都県で9月28日・29日が特別休日に
- 休みになるのは主に官公庁と都立学校で民間企業や銀行は各自の判断
- 旅行者は運行情報の確認と冠水した道を避けることが大切
雨季のバンコクではこうした冠水は珍しくありませんが今回は規模が大きくなっています。休日の延長や対象地域の追加もありうるので最新情報をこまめに確認して安全に過ごしてください。
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参考:タイランドハイパーリンクス/バンコク週報/Malay Mail/Reuters(The Business Standard掲載)


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